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中国語に対する疑問にお答えします

「物が必ずある場所に存在するように、観念的にも適切な場所を与えてやれば、忘れることはない」哲学的な言い回しだが、この記憶術は、現代の脳科学的に正しいことが証明されている。
記憶するための素材として自分になじみのある場所を選び、そこにあるなにかに、記憶しなければならないものを当てはめていく。たとえば、五個の単語をワンセットにして覚える場合、それらの単語を、自分の体の部位(目・耳・口・鼻・頬)に割り当てて覚える。
または、自分の部屋(机・椅子・本棚・窓・壁)と関連づけてもいい。この記憶法を私に教えてくれたのは、小学校時代の塾の先生だった。

すでに40年近く前に聞いた話だが、「猫のような目」せいぜい10か20程度までだろう。それ以上になると、頭がかえって混乱してしまう。
過去に有効だったからといって、いつまでも同じ記憶法にこだわる必要もない。使えると思ったら使い、使えなくなったらまた別の記憶法に頼ればいい。
それもまた、「要領」というものである。これは、手の動きと一緒に暗記する方法で、先に紹介した「体の動きとともに知識を脳に刷り込む法」に準じた記憶法である。
それをさらに一歩すすめて、頻出用語を「左手」で書いてみる。さらに、文字を書く動作だけではなく、ハサミ・歯ブラシ・スプーンも意図的に「左手」を使う。
これらは右脳も鍛える訓練になる。ご存じのとおり、右側の大脳に脳卒中を起こした患者は、左半身がマヒしてしまう。
多くの神経は延髄で交差し、左脳は右半身の末梢神経と、右脳は左半身の末梢神経とつながっているのである。そこで、右手でできることをあえて左手でやることで、右脳を刺激してやる。
「手は外へ出た脳である」とは、ゲ−テの言葉だ。手の末梢神経のはたらきが活発になると、大脳の運動中枢に伝わり、大脳の各部が活性化されるのだ。
手の刺激だけではなく、足の刺激も同様だ。つまり、「手足を刺激することによって、大脳が活性化される」ことが、脳科学的に正しいことが立証されている。

たとえば、足の運動としては、ジョギングと散歩の効用を前述した。「足は第二の心臓」といわれるとも書いたが、足の運動により脳への血流量が増えることで、結果的に脳も活性化する。
凹凸のついた健康サンダルや青竹踏みで足を刺激した場合でも、脳は活性化される。女性用サンダルは流行りすたりが激しいが、健康サンダルはロングセラーをつづけている。
需要が絶えないのは、その効用を多くの人が認めているということだろう。

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